Purple Madder

ライトノベル系小説家志望(ワナビ)の進捗日誌

読了記録

その他本:
プロジェクトX 挑戦者たち 列車炎上 救出せよ 北陸トンネル火災
NHK「プロジェクトX」制作班

かつて一世を風靡したドキュメンタリー番組の書籍化、そのうちの一つ。
「ドラマチックドキュメンタリー」とでも呼ぶべき、大変情緒に訴えるストーリー仕立ての構成が特徴のシリーズ。
この事件で言えば、救出隊の隊長と乗客の若者がヒーロー、乗客の母娘がヒロイン、旧国鉄が悪者というしごく分かりやすいストーリーだった。
どういう話が人の感情を動かしやすいかという意味でとても勉強になるように思う。

マンガ:
修羅の門 第弐門 1~3巻
川原正敏

一子相伝の格闘術を受け継ぐ主人公が異種格闘技試合を勝ち抜いていく話。
一度「展開に対する読者からの不評を受けて作者が連載中断を決めた」という経緯があり、これは「十年以上経ってから連載再開された」もの。
Wikipediaの記載を読むと「作者の書きたいもの」と「読者の求めるもの」の対立が連載中断の理由だったのかなと思う。
再開にあたってこの対立に作者がどう折り合いをつけたのかが自分の最大の興味だったのだが、残念ながら3巻だけではそれは分からなかった。
しかしこれ以上購入して確認する気はしないあたり、自分も「読者」側の人間らしい。

修羅の門 第弐門(3) (月刊少年マガジンコミックス)

修羅の門 第弐門(3) (月刊少年マガジンコミックス)