Purple Madder

ライトノベル系小説家志望(ワナビ)の進捗日誌

読了記録

マンガ:
火宵の月 1、7、8巻
平井摩利

鎌倉時代、妖狐と人間の間の子である陰陽師と彼に恋する妖猫の話。
すごく変な読み方をした理由は、恋愛が主体に見えるのに冒頭直後にメインカップルが事実上の相思相愛になってしまい「これであと7巻も話は続かないだろ」と思ってしまったから。
それでとりあえず最終巻を読み、「うんやっぱり話は動いてない」となったものの「何がどうなってこんな脇キャラカップルが成立した!?」ともなったので直前の巻も読んだ、と。
正統派的メインカップルよりイロモノ的脇キャラカップルが猛烈に気になってしまったあたり、自分の嗜好をしみじみと実感した。

火宵の月 8 (白泉社文庫)

火宵の月 8 (白泉社文庫)

マンガ:
お伽話を語ろう
1/10のないしょ話
お伽話がきこえる 1、2巻
柳原望

戦国の世、大国の一人娘な姫君が、小国の主ながら才知あふれる若殿のもとへお嫁入りしました、から始まるほんわかほのぼのお伽話。
時代が時代なのでシビアな展開もありますが、その中でもほんわかほのぼのを貫くヒロインがある意味最強。
そして最後のあたりはご都合主義の連打なのに、それを気にさせない、それでもいいと思わせてしまうお伽話。
でも「あの時、若殿が承諾していたとしたら…」というifで妄想を膨らませたら別の小説が1本書けそうでもあります(笑)

お伽話がきこえる 第2巻 (白泉社文庫 や 7-4)

お伽話がきこえる 第2巻 (白泉社文庫 や 7-4)