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Purple Madder

ライトノベル系小説家志望(ワナビ)の進捗日誌

読了記録

マンガ:
天堂家物語 1、2巻
斎藤けん

「死んだじっちゃんに会いに行くため、人助けをして死にたい」と言い張る娘と、彼女へ「自分を守って死ね」と言い放つ訳あり金持ち家の若様。
一言でカテゴライズすれば「ドS俺様ヒーロー」になるのかもしれないけれど、自分としては違うと主張したい。
なぜなら若様は実は主導権を握っていなくて、言うなれば「好きなコの好意を得る方法が分からず意地悪しかできないけど、相手が天然純朴鈍感すぎて全然空回りしてる」状態だから。
やはり「ドS]とは主導権を持って相手を振り回してこそだと思うのだが、この作品ではヒロインが若様を振り回している。
この状態が変わるとすればヒロインが若様に恋をした時なので、さてそれはいつになるかが楽しみ。

天堂家物語 2 (花とゆめコミックス)

天堂家物語 2 (花とゆめコミックス)

小説:
デカメロン I
ボッカッチォ、高橋久 訳

や、やっと読み終わった…(ぜえはあ
黒死病を避け田舎の別荘へ優雅な疎開をした10人の若者たちが10日間1人1日1話ずつ小話を披露するという体裁の小説。
これは上巻なので5日間の50話。
つまりルネサンスの頃のハーレクインだと自分は解釈した(笑)
ともかく婚外交渉ネタがやたらと多く、そして不倫をするのは決まって女性側なのである。
時代背景的な問題で共感できない展開も多々あり、そういう意味でも読み進めるのがつらかった。
ただルネサンス初期の女性たちがこれをドキドキしながら読んだのだろうなぁというのは想像に難くない。
現代に読むべき物かというと疑問だが、文学史的な意味は大きいのだろうなーと思う。

デカメロン I

デカメロン I