Purple Madder

ライトノベル系小説家志望(ワナビ)の進捗日誌

読了記録

小説:
探偵事務所ANSWER ~アンサーさんと都市伝説~
折口良乃

短編連作物で、都市伝説というネタの料理の仕方が興味深かった。
あとは「最後まで読めば面白い」、んだけど…。
うん、クライマックスはふつうに面白かったんだ。
だけれども冒頭の短編がちょっとイマイチで…試し読みをしていたら購入しなかったパターンだと思う。
小説ってやっぱり難しい…。

探偵事務所ANSWER ~アンサーさんと都市伝説~ (メディアワークス文庫)

探偵事務所ANSWER ~アンサーさんと都市伝説~ (メディアワークス文庫)

小説:
僕が七不思議になったわけ
小川晴央

「最後まで読めば面白い」、2つ目。
というか「最後まで読むと他の人にも『読んでみて!』とモウレツに勧めたくなる」。
自分は読者としてもワナビとしても「…やられた…orz」と敗北感に打ちひしがれた、マジで。
だけれども冒頭の導入部分がちょっとイマイチで、これも試し読みをしていたら購入しなかったパターンだと思う。
この小説は「どう面白いのか」を説明すると完全なネタバレになるタイプなので、勧めるときも「ともかく読んでみて!」としか言えないのがつらいところ。
小説って、ほんとに難しい…。

僕が七不思議になったわけ<僕が七不思議になったわけ> (メディアワークス文庫)

僕が七不思議になったわけ<僕が七不思議になったわけ> (メディアワークス文庫)

小説:
万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ
松岡圭祐

ラノベだと思って読み始めたら一般文芸だったため読むのにずいぶんと時間がかかってしまった。
ラノベと一般文芸は情報の出し方が違うというのは本当だなぁと思いながら読んでいた。
そして…うーん、not for meな小説だった。
「どうしてここでこんな余計なシーンを挟むんだ!」とか「本筋のストーリーを進めろよ!」と感じることが頻発してしまって。
おそらく、この小説のリズムと自分のリズムが食い違いすぎていたのだと思う。
じゃあ「自分のリズム」ってどんなものなのか、考えてみないといけないなぁ。

万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)

万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)