マンガ:
宇宙兄弟(33)
小山宙哉
「ぎゃー!そういやこの2人は宇宙に出てからエピソードがなかった!」と叫んでしまった巻。
実際の宇宙活動ではこんなことは起こらないのだろうけれど、ストーリーでは起こってしまったんだよ!(じたばた
そしてこの「事件」の結果として主人公がこういう立場になるという構成、なるほどと唸らされた。
ところで今回登場したサージェン、好みのキャラです(告白(笑)
- 作者: 小山宙哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/04/23
- メディア: コミック
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マンガ:
天堂家物語 5巻
斎藤けん
ドS系坊ちゃまと天然純朴鈍感娘のじれったい恋愛とお家騒動もの。
坊ちゃまが鈍感娘を家から追い出すまでは、よくあるテンプレ展開なのだが。
ささいな(?)エピソードで「この作者、容赦ねえな…」と悟らされ、その直後に鈍感娘が危機的状況に陥ってしまい。
抜け道っぽい伏線っぽい情報はあったけど、次巻はどうなることやら…(どきどきびくびく
- 作者: 斎藤けん
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2018/09/05
- メディア: コミック
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小説:
六つの航跡 上、下
ムア・ラファティ(著) , 茂木健(訳)
クローン作成と人格・記憶移植が可能になった世界でのSFサスペンス。
「移民船の運航を担当する6人が同時にクローン再生されたが、移民船出港後の記憶や記録がすべて消去されており、しかも前代の6人は他殺・自殺・意識不明の重体で発見される」という設定が大勝利だった。
SF設定に対し技術面で首を傾げたくなったりもしたが、まさに「細けえことはいいんだよ!」であった。
「緻密な調査に忠実に基づいた面白さ」と「忠実に基づいてはいない面白さ」の違いや再現の容易さを考えさせられた。
- 作者: ムア・ラファティ,加藤直之,渡邊利道,茂木健
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2018/10/11
- メディア: 文庫
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小説:
ブギーポップは笑わない
上遠野浩平
「やはり教養として読んでおくべきか」ということで読んだ1冊。
なるほど、中高生のころの自分が読んだら夢中になってただろうなぁ。
ただ、今の自分にとっては、第1話の「何も起こらなさ」がとても気になった。
今の流行り(の一つ)は「冒頭のフックで読者を惹きつける!」なので。
この作品の第1話が当時許されたのは、時代が違ったからなのか、あるいは別の理由なのか、考えている。
- 作者: 上遠野浩平,緒方剛志
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 1998/02/06
- メディア: 文庫
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