Purple Madder

ライトノベル系小説家志望(ワナビ)の進捗日誌

読了記録

小説:
覇剣の皇姫アルティーナ
むらさきゆきや

昔、遊んでいたソシャゲでコラボしていたために購入したラノベ。
野望を抱く皇姫なヒロインと、彼女や周囲から望まれるのに自信のない軍師な主人公。
序盤の展開(主人公とヒロインの登場と説明)が教科書にしたいくらい巧みでうならされた。
逆にクライマックスで活躍するのは基本的にヒロインだけだったのはちょっと残念。
その後の展開(の触り)では主人公活躍のようなので、ページ数の問題だったのかもしれない。

アルティーナ

アルティーナ


創作術本:
「超短編シナリオ」を書いて小説とシナリオをものにする本
柏田道夫

公募ガイドの連載や特集?をまとめたもの。
タイトルにやや偽りがあり、(超短編)シナリオ執筆を小説執筆に活かす点については少ししか書かれていない。
大部分は「超短編シナリオを読者から募り、誌上で講評・解説する」連載を再編集したもの。
実作提示とともにされる解説は大変分かりやすかった。
連載は既に終わっているのが残念だー。


マンガ:
狼陛下の花嫁 2~19
可歌まと

元々は1巻をドラゴンの先行作品として読んだのだったと思う。
で、2巻3巻が無料になっていたので読んで、案の定最後まで購入して一気読み(笑)
縁談避けのためのバイト妃だったのが…という、「彩雲国物語」と同様の初期設定だが、ヒロインに「何の才能もない」のと、ずっと後宮にいるのが大きく異なる。
また主要登場人物(心情などが描かれるキャラ)が第1部(1巻~14巻)ではヒロインとヒーローだけで、なるほど主要キャラ数を絞ることで心情を細かく充分に描けるのだなという気づきを得た。

狼陛下の花嫁 19 (花とゆめコミックス)

狼陛下の花嫁 19 (花とゆめコミックス)

  • 作者:可歌まと
  • 発売日: 2018/11/05
  • メディア: Kindle版


小説:
カルテット(1)
大沢在昌

「新宿鮫」シリーズの作者の作品。
表紙が主人公のイラストだったり「カルテット」のうちの3人が二十歳以下?だったりで、若年層狙いだったのかなーと思った。
コミカライズもされているようだし。
ただ、特に序盤の話運びが「ラノベ的」ではなく、やはりラノベと一般文芸は違うのだなと再認識。
そしてタイトルと表紙をいかにも一般文芸に変更した上で出版し直したみたいで、さもありなんと思った。

カルテット1  渋谷デッドエンド

カルテット1 渋谷デッドエンド