Purple Madder

ライトノベル系小説家志望(ワナビ)の進捗日誌

読了記録

マンガ:
乙嫁語り 10~12
森 薫

中央アジアの近現代の「若いお嫁さんたち」のオムニバス。
この3巻分は「彼女たちのその後」という趣が強かったかな。
10巻はこのシリーズ序盤で出てきた「幼い夫」が強い夫になりたいと修行する話。
11巻と12巻は、友人に会いに西へ旅してたイギリス人の学者が元の東の方へ戻っていく話。
しかし〈彼女〉が再登場するとは思わなかった。
良かったねえ…(涙)
創作者としては、これが元から構想されてた展開なのか、彼女のストーリーが人気があったから付け加えられた展開なのかが大変気になるけれども、そこは「神(作者)のみぞ知る」でいいのかな(笑)

乙嫁語り 12巻 (HARTA COMIX)

乙嫁語り 12巻 (HARTA COMIX)

  • 作者:森 薫
  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: Kindle版

小説:
婚約回避のため、声を出さないと決めました!! 1~3
soy

婚約破棄(正確には縁談白紙化)ものなのだけれど、第二王子との縁談がなくなって王城の図書館司書長な辺境伯次男と恋仲になる、つまり身分や地位が下の相手とくっつくというちょっと珍しいパターン。
ただしこの辺境伯次男、実力がバレたら騎士団と魔導師団と神殿から必殺スカウトマンが飛んでくるスペック。
なので発生するトラブルが派手(笑)
あとはヒロインが「精霊の愛し子」ステータス持ちなので、小さな精霊(妖精)さんたちが出てきたりして可愛いです。
家事とか手伝ってくれるなんて…うらやましい…w

マンガ:
天帝少年 中村朝短編集
中村 朝

ツイッターで見かけて気になって購入したマンガ短編集。
幻想的だったり伝奇的だったりSF的だったり、世界観がとても自分好みの作品ばかりだった。
こういう世界観の作品を自分も書きたいーっ!(じたばた)
…いやほんと、これしか感想が出てこない…(溜息)

天帝少年 中村朝短編集 (ビームコミックス)

天帝少年 中村朝短編集 (ビームコミックス)

  • 作者:中村 朝
  • 発売日: 2020/09/12
  • メディア: コミック

小説:
拝啓陛下、2度目の王妃はお断り!
藤咲 実佳

「白い結婚」で第二妃になったヒロインは国王と王妃に妹のように可愛がられていたが、突然国王夫妻が事故死しまだ少年の王弟が国王に。
恩を返すためヒロインは新王を補佐する女官となるが、新王が求婚してきて…から始まる騒動。
2才差もオネショタに入れていいのか悩むところですが、ヒロインは終始「年上」として振る舞うのでオネショタでいいんじゃないでしょうか!(笑)
求婚時点では新王はヒロインにまったく惚れてない、というスタート地点が珍しかったです。

小説:
お飾り王妃になったので、こっそり働きに出ることにしました (1)、(2)
富樫聖夜

嫁入りの旅の間に結婚相手の国王が王宮に恋人を囲っていることを知ったヒロイン。
案の定、国王のお渡りは一度もなく、迷い込んできた(?)うさぎが辿る隠し通路を発見したヒロインはこっそり城下町でウェイトレスとして働き出し、青年軍人と親しくなって、という話。
あ、不倫ものとか悲恋ものではありません(キリッ(笑))
とりあえずうさぎの「うーちゃん」が可愛いです、このシリーズはうーちゃんを愛でるものなのです(キリッ(笑))
1巻は比較的シリアスだったのに対し2巻はコメディというかメタコメディとでも言う感じに。
個人的には1巻のほうが好みでしたが、2巻ではうーちゃんがより活躍するのが魅力です(キリッ(笑))

小説:
皇帝つき女官は花嫁として望まれ中(1)~(4)
佐槻 奏多

同世界異国転生もの。
前世で帝国の女騎士だったヒロインは属国の貴族令嬢に転生し、属国視察中の皇帝一行に「帝国人しか持たないはずの魔力を持っている」と女官に選ばれてしまった上、帝国人と婚約・結婚するよう迫られる、というのが出だし。
このタイトルだと「皇帝の花嫁として望まれ中」と思いやすい気がしますが、実際には「皇帝つき騎士の花嫁として~」です。
なお、皇帝はギャグ要員です(ぉ
帝国人は他国と比べてすごく長寿命なので、ヒロインが前世で関わった人たちが帝国側にわらわらいるのがポイント。
なるほど、こういう転生ものもありなんだなーと大変面白かったです。