Purple Madder

ライトノベル系小説家志望(ワナビ)の進捗日誌

読了記録

マンガ:
宇宙兄弟(38)
小山 宙哉

今回はお久しぶりな2人による友情パワー炸裂の巻(笑)
宇宙兄弟でこれだけ安心して読める巻は久方ぶりな気がする…(笑)
たまにはこういう安心感もしくは箸休めな巻があってもいいよねー…。
だってずっと「もし失敗があったら命の危険が」だったから…。
緩急はやはり大事、うん。
そして個人的には、VR上のデータで滑落とかを再現できるってすごいと思った。
これって現実の現在もそうなのかな…?

宇宙兄弟(38) (モーニングコミックス)

宇宙兄弟(38) (モーニングコミックス)

  • 作者:小山宙哉
  • 発売日: 2020/08/20
  • メディア: Kindle版

マンガ:
進撃の巨人(32)
諫山 創

最終決戦前の、風呂敷をたたむ準備の巻だったのかな?
激しい戦闘や重要人物の死亡もあるけれど、この先への過程という印象。
それにしても第1部の主人公であるエレンを第2部の終盤でこういう役どころにするのは、本当に思い切ってるなぁ。
彼の考えの全てがこの巻で明かされたのだと仮定すると「どうしてこうなっちまったんだろね…」感がハンパなくもある。
だんだんこの話の落としどころが見えてきたような気もするのだけれど…どうだろう。
後味の悪くない結末が個人的にはいいな…。

マンガ:
妖精国の騎士Ballad 〜金緑の谷に眠る竜〜 4、5
中山星香

「妖精国の騎士」の続編の続編で、「妖精国の騎士」の子供世代がヒロインのシリーズが完結…なのですけれども。
すみません、何故こういうラストになったのか、経緯がさっぱり分からず…???
「良かったねえー…!」なラストではあるのですが、自分はこのシリーズを読みながらずっと「どういうラストになるんだ…? ハッピーエンドは無理じゃないか、これ…?」とハラハラしていたので、経緯を飛ばして「めでたしめでたし」になると「?!??!???」になってしまいました…。
さらに続編が連載の運びのようなので、そこでフォローされてるといいなぁ、と思います。

小説:
妹に婚約者を譲れと言われました 1、2
柏てん

ツイッターで見かけて興味を引かれたマンガの原作小説。
1巻の冒頭を試し読みしたらヒロインが大変好みだったので購入。
1巻のサブタイトルは「最強の竜に気に入られてまさかの王国乗っ取り?」で、2巻は「囚われた最強の竜を私が奪い返します」。
大まかな構造の「①こういう風に始まって、②色々あって、③こういう風に終わる」のうち、①はタイトル、③はサブタイトルがほぼそのまま(笑)
②は、個人的には2巻のほうが好みだった。
作中イベントはある程度大がかりで緊迫しているほうが自分は好みなんだなーと認識できたかなー。

マンガ:
天堂家物語 8
斎藤 けん

表紙にドS坊ちゃんがいないだと…!?w
一瞬ドS坊ちゃんの女装を疑いました(笑)が、ふつーに敵役の双子のどっちかですね、コレ。
本編のほうは、ドS坊ちゃんの恋愛面行動がどんどこ過激に。
ていうかはっきり言葉で言えば済むものを、言わなきゃ天然鈍感純朴ヒロインに分かるわきゃあなく。
だんだんヒロインに同情してきました…w
そして、ドS坊ちゃんの目的のため動いてるのがこの巻はヒロインばかりでしたが、ラストでヒロインがピンチに。
予告を見るに、次はドS坊ちゃんが頑張るターンっぽい感じでしょうか。
でも彼が頑張るためには更に泥沼展開になりそうな予感で、大変楽しみです!(笑)

天堂家物語 8 (花とゆめコミックス)

天堂家物語 8 (花とゆめコミックス)

  • 作者:斎藤けん
  • 発売日: 2020/10/05
  • メディア: Kindle版

小説:
勿論、慰謝料請求いたします! 1~4
soy

コミカライズ版を読んでからの原作小説を読んだパターン。
タイトルから察しがつくように、出だしは悪役令嬢の婚約破棄もの。
目新しいのは、
(ゲーム世界転生ではなく)「予言能力持ちの作家が書いた小説」の主人公にそっくりな令嬢が現れてしまって、彼女が「これは予言書だ!」と作中攻略対象たちの攻略を始めたという点と、
作中悪役令嬢のモデル(以下、悪役ヒロイン)が生粋の商人な令嬢なもんで、婚約者に婚約破棄を予告された時点で慰謝料請求のため浮気証拠の確保に動くという点。
とにかく「悪役ヒロインが才能に満ちあふれる根っからの商人」というのが設定として大勝利で、続巻もこれが中心。
個人的に大ウケしたのが2巻の章「プロポーズとプレゼン」で、章タイトルから期待したのと違わぬ展開に爆笑しました(笑)
こういう見事な設定キャラを自分も作りたい…。